お役立ちコラム
難病
本治療院では、鍼灸治療のみで免疫の内乱を抑え込むことは難しいと考えています。そのため、膠原病の専門科を受診の上、血液検査の数値を確認しながら、薬物療法と鍼灸治療の併用を基本方針として施術しています。ただ、患者様の中には、現代医学の治療を拒否し、漢方薬と鍼灸治療のみで治療を受けに来られている方もいます。
そのような方につきましても、毎週のように血液検査は受けていただき、適宜、数値の確認をしながら最善の方法を患者様と話し合いながら治療を進めており、ほぼ完治まで至る方もいます。本治療院では、患者様の状態をしっかり評価した上で、最善の方法で施術を進めていますが、免疫の勢いは基本的に薬でしか抑えることはできないと考えています。
西洋薬と鍼灸治療を併用することで、薬の効果を維持し、副作用を軽減することができ、膠原病に対する効果的な施術であると確信しています。
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関節リウマチと伝統中医鍼灸
鍼灸施術 現在、関節リウマチ治療は、Treat to Target(T2T)患者と医師(医療者)とで治療目標を決める時代となり、患者が正しい知識と情報をもって、医療者との信頼関係を築いていく時代に 入っています。医療従 […]
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スモン病と伝統中医鍼灸
鍼灸施術 【現代医学】 現代医学では、根治法はなく対症療法が中心となります。 対症療法として、ビタミンB12などのビタミン剤投与や副腎皮質ステロイドが投与されています。また、下肢の神経症状に対しては、ノイロトロピン注射・ […]
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潰瘍性大腸炎と伝統中医鍼灸
中国鍼灸療法 現代医学における治療は、原則的に「薬物療法」が中心であり、多くの場合は薬で緩解期に至ることができています。ただ、服薬期間は長期間に渡り、金額的負担(診察代や薬代等)及び身体的負担(薬物による副作用)が大き […]
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難病とは
概 念 「難病」という言葉が使われるようになったのは、昭和40年代のスモン病が契機となっています。スモン病は視神経を侵し、同時に脊髄炎を合併する病気で、この病気は我が国にのみに見られ、昭和42~43年頃に急増しました。 […]